伊藤建史郎さん

弊社の義足ユーザー様で、本格的にサーフィンに取り組んでいる伊藤建史郎さんをご紹介いたします。

伊藤さんは、事故で右下腿を失う前から楽しんでいたサーフィンを今でも本格的に続けられております。

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障害がある人が、自分に適応(アダプト)させるサーフィンをアダプティブサーフィンと言うそうです。

アダプティブサーフィンの世界選手権はアメリカ・サンディエゴで2015年にスタートし、伊藤さんは2016年より参加しています。2回目の参加となった2017年の世界選手権では男子AS-1クラスで3位になった程の実力者です。

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日本でのアダプティブサーフィンの先駆者である伊藤さんがサーフィンメディアに特集されておりますので一部写真記事をご紹介します。

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伊藤さんによるとアダプティブサーフィンの大会は、まだ日本国内では行われていないそうで、普段は一般の大会に出場して腕を磨いているそうです。

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そんな伊藤さんが大会の合い間に義足メンテナンスに来社されたのでインタビューをいたしました。

伊藤さんへのインタビュー

Q.アダプティブサーフィン世界大会に出場した感想、また3位という結果についてお聞かせください。
A.この大会にはいろいろな障害を持つ方が参加されます。自分より重度の障害をお持ちの人や自分と同じような障害の人。そのような大会に私も参加でき大変名誉な事でした。またその中で自分と同じレベルやそれ以上の人たちと戦え、3位になれたことは誇らしく思います。

Q.これからの目標をお聞かせください。
A.私と今回のアダプティブサーフィン世界大会に出場した数名が中心となり、ジャパンアダプティブサーフチームを立ち上げました。現在知名度を上げるためにも一生懸命活動しています。
先日も国内の一般サーフィン大会にて「アダプティブサーフィン」を普及させるためのデモンストレーション活動をおこなってきました。
今後も日本でのアダプティブサーフィンの普及に尽力したいと思います。

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もっと日本での競技人口が増えて、国内でもアダプティブサーフィン大会が開催されるようになると良いですね。伊藤さんのご活躍を田沢製作所スタッフ一同応援しております。

(2018年6月18日)

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