エクステンドフットがバージョンアップしました
スウェーデン リンデエクステンド社製義足足部「エクステンドフット」がバージョンアップし、操作性と耐久性を向上させました。
●トゥスプリングの二股を高い位置まで延長し、よりダイナミックな動きとストレス分散を可能としました。
●トゥスプリングの幅を広げフットプレートとの接地面積を70%増やし、板バネ間での剥離を最小限に抑えました。
●足部本体の保証期間を24ヶ月から36ヶ月へと延長しました。
エクステンドフットは三肢切断者のクリストファー・リンデ氏が不整地でもバランスをとり易いよう開発した義足足部です。
エクステンドフットの最大の特徴は低重心にあります。
足関節の高さにある機械的な継手で多軸的な動きをするのではなく、前足部に近い位置でスプリングが路面に適応した動きをします。これは生理的な足に近い動きとなり、どのような路面形状にも適応できるので義足ユーザーの行動を制限しません。
クリストファー氏曰く、製品開発中に、義足足部のどこらへんで多軸的な動きをするのが理想的なのかを追求したとのこです。そしてその動きを実現できるスプリング素材を採用したそうです。
品名:エクステンドフット
完成用部品:リンデエクステンド H100