TRS社義手パーツのご紹介
TRS 社.は1979年、上肢切断者のボブ・ラドシー氏によって設立されました。
ボブは1971年に自動車事故で左前腕を失いました。1977年、大学院在学中に高性能な手先具の開発に取り組み、1980年初めての製品「GRIP prehensile hand」を完成させました。
それ以来、TRS社は小児用からスポーツおよびレクリエーション用の上肢用義肢パーツのエキスパートとなり、世界でも有数の義手パーツメーカーに成長しました。
2019年10月にFillauer Companies, Inc.傘下となりましたが、引き続き義手パーツ製品の製造販売を行っております。
田沢製作所取扱い小児用手先具一例
品名:グリークシリーズ 小児用ハンド
完成用部品番号:TRS GREEK-SIZE <殻構造 手先具 E作業用手先具>
耐久性と柔軟性のあるポリウレタン製のハンド。四つ這いや受動的な把持を可能とします。
- 患側で身体、体重の支持が可能となります。
- 両手動作を行うことが可能となります。
- 受動的に物を把持することが可能となります。
小児用手先具の取り揃えもございます。
常用の義手の手継手と互換性があります。学校などの体育教育への参加を可能とし、成長・発達の一助を果たします。
品名:シュルーム タンブラー
完成用部品番号:TRS SHROOM <殻構造 手先具 E作業用手先具>
品名:スウィンガーTD
完成用部品番号:TRS SWINGER <殻構造 手先具 E作業用手先具>
補装具は原則1個の支給になりますが、補装具費支給事務取扱指針の中は以下の様に書かれております。まずは更生相談所に助言を求める必要があるそうです。体育授業は学校教育にも組み込まれており、文部科学省の学習指導要領には体育教科は、「心と体を一体としてとらえ,適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り,楽しく明るい生活を営む態度を育てる。」目標があると書かれています。