上肢ポジショニングの重要性についての講演(マギー・パーソン氏)
ASHT 2024 朝食シンポジウム
ASHT(アメリカ手セラピスト学会)の2024年年次総会で、マギー・パーソン氏が手のポジショニングについて講演を行いました。英語ですが、興味のある方はぜひ以下の動画をご覧ください。
上肢ポジショニングの重要性
最適なポジショニングは拘縮防止、成長促進、神経疾患や外傷患者の治癒促進に寄与し、関節や筋肉の健康を維持します。特に以下の点が強調されました:
- 夜間装具の使用や機能的なポジショニングが効果的。
- 柔軟な装具が親指や手首の動きをサポート。
- 浮腫防止にはスプリント設計や指関節の適切な配置が重要。
- 早い時期からの装具を利用したハンドセラピーの重要性。
SOTレスティングスプリント
マギー・パーソン氏は上肢リハビリテーションの第一人者であり、「SOTレスティングスプリント」の開発に貢献したスウェーデンの作業療法士です。SOTレスティングスプリントは上肢の痙性や麻痺に対する新しいアプローチを提供します。
SOTレスティングスプリントの特長
- 安静保持:上肢のリラックスを促進し、理想のポジションを提供。
- 迅速な対応:調整が容易で、患者様への即時対応が可能。
- ユニークな固定システム:伸縮性カバーで快適かつ安定した装着感。
- 幅広い適応範囲:小児サイズもあり、肌に優しい素材を使用。
- 衛生的:洗濯機で丸洗い可能。
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