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2020年1月24日 (金)

カーボン製短下肢装具の種類について

2020年1月13日(月・祝日)、東京ステーションコンファレンスにて開催された、シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座にカーボン製短下肢装具のアラードAFOを展示出展したことを前回ご報告いたしましたが、それ以来、装具の試着依頼を頂く件数が増えて参りました。

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シャルコー・マリー・トゥース病のケースでは、ブルーロッカー2.0、ブルーロッカーショートという剛性の高い(硬く、支持性のある)タイプを利用されることが多いのですが、アラードAFOシリーズにはその他にも沢山のラインナップがあります。ご利用者の麻痺の状態、安定性、活動度、必要な支持性、体格を考慮の上、最適な製品を選択できます。

装具を購入決定する前に、試着できるのもアラードAFOの特徴の一つですので、先ずはご試着頂ければと思います(装具を購入する際には、装具士による適合フィッティング作業が必要です)。ユーザー様にもよりますが、この装具を試着して、歩きやすさ、バランスの取れ易さ、安定感を感じられる方にとってはQOLの向上に役立つ装具だと思います。

Toeoff

歩きやすい装具ですので、実際にアラードAFOを装着して歩いてみませんか。

アラードAFO試着について、

田沢製作所(東京都文京区)内にてブルーロッカーショートやトーオフをはじめアラード社AFOの試着ができます。
試着希望はこちらをクリックして予約画面にお進み下さい。

※病院関係者様へ、貴院出入りの補装具製作会社様を通じて試着品貸し出しが可能です。詳しくは装具士様へお尋ね下さい。

ちなみに、アラードAFOシリーズとそれぞれの特徴は以下の通りです。

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【製品選択の目安】

1.剛性の異なるタイプ(イプシロン、トーオフ、ブルーロッカー)から利用者に最適なタイプを選択して下さい。剛性が低いタイプほど柔らかくたわみます。剛性が高いタイプは硬く、支持性、反発力が大きくなります。

  • イプシロン:軽度の下垂足
  • トーオフ:中程度の下垂足
  • ブルーロッカー:中~高程度の下垂足、両側ユーザー、前足部切断


2.モデル毎に構造的高さや踵の差高等が異なります。利用者の身体的機能、特徴や使用する靴に合わせてモデルを選択して下さい。

  • フローモデル:フットプレートが柔らかくたわみ、前後への可動域があります。
  • 1/2モデル:踵の差高が低く(7mm)、スニーカー、リハシューズ向き。
  • 2.0モデル:踵の差高が高く(12-16mm)、ビジネスシューズ、ドレスシューズ向き。
  • ショートモデル:踵の差高が低く(7mm)、また構造的高さも低いので小柄な方でも利用可能。
  • 小児モデル:小児用サイズ。剛性の異なるキディゲイトとキディロッカー

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