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2020年1月16日 (木)

2020年シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りました。

2020年シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りましたのでご報告いたします。


日時:2020年1月13日(月・祝日)
会場:東京ステーションコンファレンス(サピアタワー6階 602)

2001cmt2シャルコー・マリー・トゥース(以下CMTと称する)は抹消神経が障害される疾患の総称です。「CMTの治療向上に関するエビデンスを構築する研究」を行っている先生方が主催するCMT市民公開講座にて、アラード社AFOを展示紹介するために、昨年に続き今年も弊社から田中と福田の2名で参加して参りました。

今年も100名を超える方が参加されておりました。

2001cmt3会場内に展示ブースを設けさせて頂き、アラードAFOの展示と試着会を行ってまいりました。以前よりCMT患者様にアラードAFO、特にブルーロッカーショートタイプをご利用頂くケースが多く、今回もその試着品を沢山持ち込んで多くの皆様に試着体験して頂きました。

2001cmt1_2ご試着頂いた方からは、「歩きやすい装具だ!」「反発を感じるので長い距離があるけそう」「自然な立位保持ができる」といった声を頂きました。

アラードAFOは、まさにその通りで、歩くための装具です。通勤やお買い物等日常の行動をサポートしてくれる装具です。しかも市販の靴をそのまま利用できるので、見た目もスマートで外観を気にされる方にも受け入れが良い短下肢装具です。

 

ユーザー動画をこちらでご覧いただけます。

 

Smalltoeoffshorthorzこのカーボン製短下肢装具は、簡単に試着ができるのも特徴です(最終的には装具士様の適合納品が必要)。当社にお越しいただければ、ブルーロッカーショートをはじめ、アラードAFOを試着体験できます。

アラードAFO試着について、

田沢製作所(東京都文京区)内にてブルーロッカーショートやトーオフをはじめアラード社AFOの試着ができます。
試着希望はこちらをクリックして予約画面にお進み下さい。

※試着には必ず予約が必要となります。
※病院関係者様へ、貴院出入りの補装具製作会社様を通じて試着品貸し出しが可能です。詳しくは装具士様へお尋ね下さい。


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2019年10月10日 (木)

ISPO神戸 当社取引先ブースにご来場ありがとうございました

2019年10月5日~8日に神戸コンベンションセンターにて開催されました「第17回ISPO世界大会」ではご多忙の折にもかかわらず弊社取引先「アラード社」、「リンデエクステンド社」ブースにお立ち寄り頂き誠にありがとうございました。

Img_0740リンデエクステンド社ブース

Img_0731アラード社ブース

ご紹介製品についてご要望、ご質問等がございましたら、お気軽にお問合せ賜りますようお願い申し上げます。

またアラード社におきましては、来月、「神経麻痺による下垂足に対する新しいアプローチ」と題しカーボン製短下肢装具を紹介する医療従事者向けセミナーを東京で開催する事が決定いたしました。

Toスウェーデンより講師が来日してのセミナーです。ご興味のある医療従事者様におかれましては、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。

参加申し込みはこちらの案内をダウンロードの上、必要事項をご記入いただきお申込み下さい。席に限りがございますので、お早目にお申込み下さい。


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2019年9月27日 (金)

いよいよISPO神戸大会

いよいよISPO神戸大会まで一週間となりました。

当社からは私田中と福田、田村が、取引先(アラード社とリンデエクステンド社)の展示のお手伝いに行くので、展示会場に張り付いている予定です。現在配布する資料などを急いで用意しております。

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公式サイトをのぞいたところ、学術大会のプログラムや展示ブース一覧が掲載されておりました。展示会だけ見に行かれる方も多いと思いますので、リンクを貼っておきます。Exhibitor Directory.ちなみに展示会一日券の販売があるそうです。

EXHIBITOR DIRECTORYの中を見ると、世界各国から義肢装具に関するサプライヤーが150社以上も出展するようです。日本の会社も40社程出展されています。時間があったら私も展示会場を見て回ろうと思います。

Exhibitiordirectory

当社取引先、アラード社のブースがホール2 B08、リンデエクステンド社のブースがホール2 C17aとなっております。近くにはナブテスコさんやオズールさんのブースもあるので賑やかな場所にちがいありません。ご来場の際には是非私共が担当しているブースにもお越しください。

また、期間中、スウェーデン アラード社が「State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT」と題しワークショップを開催いたします。

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カーボン製短下肢装具「アラードAFO」をはじめ、神経疾患に対する最新の装具製品をご紹介します。

北欧にとどまらず、世界各国で利用されている装具をご紹介いたします。また、スウェーデンからスタッフが来日しますので、直接ご質問、意見交換などを持てる時間もございます。

日時:10月5日(土) 15:30 – 16:15
場所:Exhibition Hall 3
テーマ:State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT

展示会のチケットがあれば当日のワークッショプの参加が可能だそうですので、お時間がある方は是非ご来場ください。


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2019年9月13日 (金)

ISPO神戸大会のご案内

2019年10月5日から8日に、神戸コンベンションセンターにて第17回国際義肢装具協会(ISPO)世界大会が開催されます。

Ispo_2019http://www.ispo-congress.com/


 
ISPOは医師、義肢装具士、エンジニア、理学療法士、作業療法士、介護職など多職種で構成され、義肢装具関連技術の向上と教育の普及・標準化をめざして活動する団体です。2年ごとに国際学術会議を世界各地で開催しており、今回の開催地は日本の神戸で、約70カ国から数千人が参加されるそうです。

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今大会のテーマは「Basics to Bionics(基礎からバイオニクス)へ」で、日本からも沢山の方が演題発表されます。国際学会なので発表は英語だそうです。凄いですね。当社の田村君も発表するそうです。

学術大会に併設される展示会には、私共、田沢製作所の海外サプライヤーさんが数社出展されるので、私も展示のお手伝いに行って参ります。学術大会に参加されなくても有料で展示会場に入る事はできるようです。おそらく展示は海外メーカーが多数出展され、外国のスタッフさんが展示ブースに立っているので、海外のような雰囲気になるのではないでしょうか・・

ちなみに、以前私が行った海外での展示会では、下の写真のようにショーが行われたり、アルコールがふるまわれたりと非常に華やかな展示でした。神戸ではどうなるのでしょうかーー。

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神戸大会の展示では、以下の企業ブースに弊社スタッフがおりますので、皆さまのご来場を心からお待ちしております。
アラード社:カーボン製短下肢装具
リンデ エクステンド社:義足足部

  

協賛イベントなども併設されるそうです。詳しくは関係各所にお問合せ下さい。


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2019年9月 2日 (月)

義肢セミナーご来場ありがとうございました

8月31日(土)、9月1日(日)に、ナブテスコ社、田沢製作所合同の第10回義肢セミナーを福島、浜松にて開催いたしました。

最新の義肢パーツやテクニック、トラブルシューティング等臨床にお役にたてる情報をお伝えいたしました。

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お忙しい中ご参加いただいた皆様へ改めて感謝申し上げます。

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今後も、より判りやすくニードに合った情報を提供できるようなセミナーを開催して参りたいと考えております。


次回の開催場所は未定ですが、今後も皆様にお役立て頂けるセミナーを企画してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


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2019年7月22日 (月)

第35回日本義肢装具学会学術大会(仙台)機器展示に出展いたしました。

 2019/7/13(土)、14(日)仙台国際センターにて開催された第35回日本義肢装具士学会学術大会(仙台)の機器展示に出展いたしました。期間中当社展示ブースにお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。

 今回の展示では当社が輸入販売を行う義肢装具パーツを展示紹介しましたが、特に、本展示会で日本初紹介となったエクステンドコネクトに興味を示す方が多くおられたので、ここでご紹介します。

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 エクステンドコネクトは、エクステンドフットを開発したクリストファーリンデさんが開発したコネクタです。このエクステンドコネクタを使用する事によって、義足パーツを生活環境や活動に合わせて迅速に、しかもアライメント調整を行わず交換することができます。


 例えば、義足足部や膝継手を簡単に交換できます。高い負荷のかかる仕事中に使用している足部と日常生活に使用している足部をお持ちの方が同じソケットを使用したまま、足部のみを交換することができます。

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 また、ズボンを履く際に足部を切り離せば、着替えが簡単に行えます。上肢の動きに制限のある方にとっては大変便利な使い方です。

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 ちなみに、クリストファーさんは家の中では、膝継手以下のパーツを切り離し、スタビー義足で過ごすこともあるそうです。

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 またクリストファーさんは、仕事の関係で飛行機や車での移動も多いので、狭い空間では膝継手以下を切り離しているそうです。


エクステンドコネクタは以下の2つの主要部品から構成されます。
1. クイックフィットユニット(ロッキングホイールを有するパーツ)
2. ベースユニット(クイックフィットに接続されるピラミッドパーツ)

クイックフィットが3種類(チューブクランプ、4穴、メスピラミッド)、ベースユニットが2種類(メスピラミッド、オズピラミッド)存在します。

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 現在のところ完成用部品には認められておりませんが、アライメント調整を気にせず、義足パーツを切り離せるのは、ユーザーにとってメリットがあるパーツだと思います。

 実際にクリストファーさんが、このエクステンドコネクタを使用している動画がありましたので、ご覧ください。


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2019年6月 7日 (金)

クリストファー リンデさん

前回のブログでもお知らせしたとおり、5月22日スウェーデン大使館にてリンデエクステンド社セミナーを開催致しました。セミナーでは、リンデエクステンド社の創業者でもあるクリストファー リンデさんが来日し、講演を行いました。

講演はクリストファーさんが切断者となった事故の話からリハビリを経てパラリンピックに出場し、義足開発を行うまでのストーリーが紹介されました。講演内容を要約してご紹介します。

 

Cl_2クリストファー リンデさん

クリストファーさんは現在30歳です。

年少の頃はどこにでもいる若者で、またスポーツを愛し、水泳でスウェーデンのジュニアチャンピオンになったこともありました。

 

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しかし2006年彼が17歳の学生の時、鉄道事故により両足と左腕を失いました。病院の医師からは、助かる見込みは1%と言われていたそうですが、賢明な処置でどうにか一命を取り留めることができました。

しかし、切断による痛みは耐え難いもので、肉体的にも精神的にも病院で辛い日々を過ごしたそうです。

 

 

そんな彼を勇気づけたのが、彼の父からもらった一本のビデオテープでした。

それは、アメリカ人の キャメロン クラップという人についてのドキュメンタリー番組でした。そのドキュメンタリー番組の中で、キャメロンさんはクリストファーさんと同じように両足と片腕を事故で失いながらも、義足で歩いたりスキーをしたり、車の運転をしていました。

Cl2キャメロン クラップ(Cameron Clapp)さん

このビデオを見てクリストファーさんは、将来への希望を持てるようになり、リハビリに励むようになりました。

 

 

 

Cl3リハビリ中のクリストファーさん

初めは病院のベッドの上でバランスを取って座る事も困難でした。社会復帰には数年かかると言われていたのですが、リハビリスタッフと共に努力し、なんと事故から6か月後には学校に戻る事ができました。

 

そして、慣れ親しんだ水泳にも挑戦しました。はじめは泳ぐことができるのか?? 沈んでしまうのではないか!! と、とても心配でしたが、プールに飛び込むと事故の前と同じ感覚で水中で体を動かすことができました。

この時彼は“パラリンピック2008北京大会に出よう”と決心しました。その後スウェーデンのパラリンピック派遣条件をクリアーするために、数多くの競技会に参加し、ついにパラリンピック出場資格を得る事ができました。2008年、目標でもあったパラリンピック北京大会に出場し4位という結果を残しました。事故から2年で成し遂げた結果です。

Cl4パラリンピック北京大会

 

その4年後のパラリンピック ロンドン大会にも出場する事になるクリストファーさんですが、そんなアスリートの彼でも、どんな義足足部を使っても未舗装路や不整地でバランスをとって歩くことが容易ではありませんでした。アウトドア活動が大好きだった彼は、何故、家の中ではバランスをとって歩けるのに、不整地等アウトドアでは困難なのだろうと考え、自分に最良の足部を作ろうと決心し、エンジニアになるためスウェーデンの大学に入学し勉強をはじめました。

研究を重ねた結果、スウェーデンの防衛産業で採用されている柔軟性と耐久性のある最新素材を使用して足関節の動きを表現しようと義足足部をデザインしました。製品として出来上がったプロトタイプの使用感は大変良く、満足いく足部を作る事に成功しました。

Xtend_footエクステンドフット

 

これは、きっと自分以外の切断者にも役に立つ足部だと思ったクリストファーさんはLindhe Xtend(リンデ エクステンド)社を立ち上げ、2015年11月にエクステンドフットの販売を北欧でスタートしました。

クリストファーさんの開発した「エクステンドフット」は現在では北欧だけでなく、世界13カ国で累計600個以上の販売実績があるそうです。


  

その他、クリストファーさんが自身のホームページでUPしている動画を一部ご紹介します。

メディアに紹介されている様子や水泳の動画等をご覧いただくことができます。


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2019年5月28日 (火)

リンデエクステンド社セミナーを開催いたしました。

リンデエクステンド社は自身が義足ユーザーでもあるクリストファー・リンデ氏により設立された新しい義肢パーツメーカーです。

主力製品でもある「エクステンドフット」が今年度の完成用部品に認可となり、公費支給の対象となりましたので、製品紹介と披露パーティーを兼ね、スウェーデン大使館にてセミナーを開催いたしました(2019/5/22)。

平日の夕方からの開催にもかかわらず、全国からたくさんの医療従事者、またユーザー様にお集まりいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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クリストファー・リンデ氏は、2006年、17歳の時に鉄道事故で両足、左腕を失うも、2年後にはパラリンピック北京大会、競泳に出場する程のアスリートです。

しかし、それ程のアスリートでも自分が安心感をもって不整地を歩ける義足足部に出会うことができず、自らエンジニアの勉強を一からスタートし、整形外科医や大学の研究員と共に「エクステンドフット」を開発いたしました。

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クリストファーさんの講演では、鉄道事故にあってから、その後の困難とリハビリ、パラリンピックへのチャレンジ、更には義足パーツの開発までの経緯等、クリストファーさんの半生を通じた内容が話されました。

さらに、講演会では、クリストファーさんが誰の力も借りずに義足の取り外しを行ったり、海でサーフィンにチャレンジしている動画を流すなど、クリストファーさん自身の行動を通して、義足の可能性を披露してくださりました。

そのような講演だったこともあり、質疑応答の場面では、医療従事者、義肢装具店、さらにはユーザー様と多彩な人が質問をしてくださり「エクステンドフット」への関心の高さがうかがえました。

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講演後は、大使館内でパーティーが行われ、皆様スウェーデン料理を楽しまれておりました。
クリストファーさんと直接お話しされる方や、参加者同士での意見交換等、大変すばらしいセミナーとなりました。

ご参加頂いた皆様には改めて感謝申し上げます。


エクステンドフットについて、

エクステンドフットの特徴は、砂利道や凹凸路面での高い安定性と歩き易さにあります。

耐久性と柔軟性を兼ね備えた複合繊維製のつま先の板バネが内外反17度の範囲で角度に追随し、多軸的な機能を発揮します。

かかと部とフットプレート部はカーボン製の板バネを採用しているので、衝撃吸収から効果的な反発をしてくれます。

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エクステンドフットは、ハイキング、キャンプ等アウトドア活動を楽しまれる方、ガーデニングや農作業をされる方、舗装されていない道路を歩かれる方等に最適な足部です。

試着デモ品のご用意があります。ご試着を希望の方は、お係の補装具会社様を通じて試着可能ですので、ご担当の装具士様へお尋ね下さい。

 


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2019年4月17日 (水)

第9回義肢セミナー開催決定!

今年もナブテスコ社様と共同開催の”義肢セミナー”の開催が決定いたしました。
2015年より全国各地を巡っておりますが、今回は富山、京都で開催をいたします。

富山会場は、(株)富山県義肢製作所様の会議室をお借りする事ができました。ご多用にも関わらず誠にありがとうございます。

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医療従事者向けのこのセミナーは、臨床現場で役立つ情報から最新製品情報までご紹介いたしますので、
若手からベテランまで幅広い方にお役に立てて頂けるセミナーです。

Img_20170611_104904ちなみに、今まで行ったセミナー後のアンケートでは以下の様なコメントを頂いております。

  • 製品選択基準が判りやすく説明されており、ケーススタディも勉強になった(埼玉会場)
  • 実際の症例も含めて説明があったので良かった(新潟会場)
  • 異音についてのトラブルシューティングの話は面白かった(岩手会場)
  • 製品と実例をふまえているので非常に理解しやすかった(北海道会場)
  • 他の人が経験していることがなかなか聞けないので、この様な機会があって良かった(北海道会場)
  • ライナー選択の具体的な話や新製品の話が良かった(福岡会場)
  • 学会などに参加しても聞けないような濃い内容の話が聞けました。このセミナーに参加しないと中々得られないような情報が得られた(沖縄会場)
  • この地域でのセミナーがほとんど無いので、参加できて良かった(沖縄会場)

このように、ご参加いただいた方々からは高評価を得ているセミナーですので、近隣県の義肢装具士様には是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

Pdflogoセミナーの詳細、申し込みはセミナー案内をダウンロードして下さい。

※セミナー対象者は義肢装具士、製作技術者、理学療法士とさせて頂きます。


【セミナー日程】

2019年6月1日(土) 富山会場 10:00~15:00

2019年6月2日(日) 京都会場 10:00~15:00


※各会場定員がございますのでお早めにお申し込み下さい。


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2019年1月17日 (木)

シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りました。

シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りましたのでご報告いたします。

日時:平成31年1月14日(月・祝)
会場:東京ステーションコンファレンス(サピアタワー5階 503)

シャルコー・マリー・トゥース(以下CMTと称する)は抹消神経が障害される疾患の総称です。CMT患者様の多くは、足や手の先の筋肉がゆっくりと進行性に痩せていく、痛みや冷たさに対する手足の感覚が鈍くなる病気で、日本での有病率は10万人あたり約10人程度とされています。

「CMTの治療向上に関するエビデンスを構築する研究」を行っている先生方が主催するCMT市民公開講座にて、アラード社AFOを展示紹介するために、弊社から田中と福田の2名で参加して参りました。

以前よりCMT患者様にアラードAFO、特にブルーロッカーショートタイプをご利用頂くケースが多く、今回はその試着品を沢山持ち込んで展示紹介して参りました。

Toeoff_short001992toe_2展示紹介したアラードAFO


 
当日のスケジュールとしては、先生方よる以下の3演題と装具の相談・試着会という構成になっており、100名以上の参加者が来場されておりました。

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・CMTの研究状況(京都府立医科大学 中川正法先生)
・CMT病の装具療法とリハビリテーション(国立精神・神経医療研究センター病院 小林庸子先生・矢島先生)
・CMT友の会~その活動について~(CMT友の会代表 山田隆司様)


one 

中川先生からは、CMTに関する症状や治療法の現状の報告があり、リハビリテーション、装具療法、日常生活上の工夫が機能維持・改善に重要と説明がありました。また、CMT患者様の実数、療養状況、生活状況、症状の自然史を明らかにし、将来の臨床治験実施の体制を整えるために、CMT患者様に症状などを登録して頂く「CMT 患者実態調査」のシステムを立ち上げたので患者様の登録のお願いがありました。
 以下のサイトから登録ができますので、患者様におかれましては是非ご協力をお願いします。

http://www.cmt-japan.com/index.html

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two

国立精神・神経医療研究センター病院 小林庸子先生・矢島先生からは、CMTに対する装具療法とリハビリテーションについて報告がありました。症状に合わせた補装具の選択目安チャート等を用意しており、豊富なデータ蓄積と独自のノウハウを持たれているのが印象的でした。実際に臨床の中で、弊社取扱いのアラードAFO、特にブルーロッカーショートをCMT患者様に沢山ご利用頂いておりました。

20190115082943_00001


 three

CMT友の会代表の山田様からは、会の活動目的と交流会についての紹介がありました。現在200名以上の会員数で、医療や福祉では解決できないことや家族や友人には相談しにくいことを患者様同士で解決しようという理念で活動されているそうです。

XxxxCMT友の会のサイトはこちらをクリック


最後に装具相談・試着会が行われ多くの方にアラードAFOをご試着頂きました。両側装具が必要な患者様がほとんどなので、支持性の高いブルーロッカー、ブルーロッカーショートの試着品を持ち込み装具を体感頂きました。アラードAFOは膝折れ等の心配の無い方で沢山歩きたいという方や仕事で移動が必要な方等には有効な装具だと思います。

※アラード社はアメリカのCMTA(Charcot-Marie-Tooth Association)のコーポレート パートナーとして、活動をサポートしております。

ご興味のある方は田沢製作所内にて試着が可能です。また、お係りの補装具会社様を通じで試着することが可能です。アラードAFOについて詳しくはこちらをご覧ください。

Dn4378*当日の写真ではありません。

最後にCMTに関する書籍のご紹介です。

E084216590 
シャルコー・マリー・トゥース病診療マニュアル 改訂2版
編集 CMT診療マニュアル編集委員会
B5判・187頁
定価(本体4,200円+税)
ISBN978-4-7653-1659-0

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2019年11月16日(土) 9:30~ 田沢製作所内においてアラードAFO試着会を行います。

当日は、スウェーデンより担当者が来日し、カーボン製短下肢装具の試着をサポートいたします。

完全予約制ですので、お早目にお申し込みください。

Photo詳しくはこちらをご覧ください。


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