アクセスランキング

Powered by Six Apart

その他 Feed

2021年6月 9日 (水)

アラードAFO試着会について

田沢製作所では、年間を通してカーボン製短下肢装具「アラードAFO」の試着会を行っております。

Sichakukai

アラードAFOは試着デモ品のご用意があり全国の補装具製作所を通じて試着が可能ですが、 田沢製作所では独自の取り組みとして、当社にお越し頂いた方に対し、製品の説明から試歩行訓練、歩行スピードの計測等を行う“アラードAFO試着会”を開催しております。

 

当社で行っている試着会の流れと内容をご紹介します。

 

4378071_s1. まず電話かメールでご予約が必要です。ご希望の日程ともに、ご利用中の装具の種類や左右、足長等をお知らせいただきます。アラードAFOは市販の靴を履けるのが特徴なので、スニーカー等靴をお持ちでしたらご持参ください(なければこちらで用意します)。

 

1645750_s2.試着会当日は、当社スタッフよりアラードAFOの特徴、利点などをご説明させていただきます。また、日常での装具の利用状況等をお伺いいたします。

 

 

4_23.アラードAFOを試着してトレーニングを行います。アラードAFOはプラスチック製や金属支柱付きの短下肢装具とは少し特徴が異なるので、装着方法から歩行のポイント等をご説明し、試歩行訓練して頂きます。

 

 

Dscn43784.アラードAFOにはいくつか種類があります。それぞれ剛性(硬さ、たわみ)が異なりますので、履き比べて最適な種類を探します。

 

 

Afo25.最後に、歩行スピード、歩幅の計測を行い、従来ご使用されていた装具との違いを確認します。ご希望があれば、歩行の様子を動画撮影いたします。

 

 

以上の流れで、約1時間~1.5時間位の内容になっております。 アラードAFOはカーボンが衝撃を吸収し、また反発しながら歩行をアシストします。膝への衝撃が軽減され、長距離歩いても疲労感が少ないです。はじめは、カーボンの軽さと反発に戸惑われる方もいらっしゃいますが、当社スタッフが丁寧にご説明、訓練いたします。

 

ご興味のある方は是非試着会にご参加ください。

 

試着会予約受付電話番号:田沢製作所マーケティング部 田中 TEL.03-3812-6481


Tazawabanner

Allardbanner

Marketingbanner

2020年8月 1日 (土)

アラードAFO試着会を開催しております

現在、当社取扱いスウェーデン アラード社の短下肢装具「アラードAFO」の試着会を開催しております。

この試着会では、カーボン製で軽く、歩きやすい短下肢装具を試着できます。短下肢装具ユーザー様に、是非体感頂きたいと思います。市販の靴が履けるのも特徴なので、一緒に利用したいビジネスシューズやスニーカーがあれば持参ください。

Shichakukai_3

アラードAFOには、多数のラインナップがございますが、この試着会では一通りのタイプを試着できるよう用意します。また、当社義肢装具士がフィッティング等を確認しながら対応いたしますので、ご安心ください。

新型コロナウイルス感染症対策の為、試着会の日時を設定し、各回とも定員1組限定としました。各回とも先着順で定員になり次第締め切りますので、是非お早めにご予約ください。

詳しくはこちらのチラシをご覧いただき、ご予約ください。

 


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2020年7月13日 (月)

How Cool Is That! #alphasmarttempliners

当社が代理店を務めるアメリカのウィローウッド社では、義足用ライナー装着時の汗でお悩みの方へおすすめの”アルファスマートテンプライナー”についてキャンペーンを行っております。

 みんなに伝えたい!アルファスマートテンプライナーの魅力。

Share Why You Love Your Alpha SmartTemp liner!

 

義足用ライナーであるアルファスマートテンプライナーの快適さを皆様にお伝えください!

ライナー装着時の汗の問題でお悩みの義足ユーザーはたいへん多いと思います。皆様にアルファスマートテンプライナーの実体験を教えてください。

写真やビデオとハッシュタグ「#alphasmarttempliners」をつけてご自身のフェイスブックやツイッター、インスタグラムに投稿してください。

Ebjbpxzx0aqldik

 

ウィローウッド社では、義足用ライナー装着時の汗でお悩みの方へおすすめの”アルファスマートテンプライナー”についてキャンペーンを行っております。アルファスマートテンプは素材に採用されているアウトラスト®テクノロジーが断端の熱を吸収し発汗のタイミングを遅らせます。ライナー装着時の発汗による不快感を覚える方、汗を拭き取るために義足ソケットの脱着の煩わしさを感じる方等に最適なライナーです。

2020年1月29日 (水)

前足部切断者への新しいアプローチ

前回アラードAFOについて、種類などを説明しました。

基本的に、「アラードAFO」は下垂足の患者様用の装具なのですが、アラードAFOシリーズの中でも一番剛性の高い(硬い)ブルーロッカーを前足部切断者への義足の一部として利用するケースが増えてきているので、それについてご紹介します。

Partialside

 

20130311_190530side_2

 

 

前足部切断で生じる問題

1.十分な推進力を得る事ができない。

Pt5_2

ウィンドラス機構が機能していると、MP関節伸展に伴う足底腱膜の巻き上げにより足部のアーチが緊張し、足部の剛性が高まり推進力が増加します。しかし前足部切断のケースでは、この機能が有効に働かないため、十分な推進力が得られません。

2.断端末部に大きな摩擦が生じる。

Pt7

健常者の足部ではレバーアームの長さと下腿のバランスが保たれているので、摩擦は生じません。しかし、前足部切断のケースでは、レバーアームの長さが短くなり、下腿の力が勝り、断端末部に摩擦が生じ胼胝等の原因になります。

Photo

ブルーロッカーを使用すると

推進力の復元と断端末部の摩擦を軽減します。

Pt999

フットプレートと脛骨前面のシェルがレバーアームの長さを補完し、反発力を生み出し、十分な推進力を得る事ができます。

また、つま先まで長さがあるフットプレートにより、圧力がフットプレートの遠位にかかり、断端末部での摩擦を軽減させます。

Pt10

素材であるカーボンの反発力と製品形状の特徴を利用することにより、以下のメリットがあります。また、断端にもよりますが、試着ができるのも特徴だと思います。

  • 推進力の復元

  • 歩行スピードの向上

  • 断端末部での摩擦の軽減

Bluerockerpartialfootside_2

 

 

切断部位によっては、健足との脚長差や底屈可動域を考慮し、ソケットを製作する必要があります。

Pt21side_4


ユーザー様からは以下のようなコメントを頂いております。

  • 左右バランス良く歩くことができる。
  • カーボンの反発があるので、長い距離歩いても疲れない。
  • 体重移動の途中で力が抜ける感覚が無くなった。
  • 見た目にも左右の足の運びに違和感が無く、家族からも喜ばれた。

ブルーロッカーの種類

ブルーロッカーには以下の3つのモデルがあります。ユーザー様の体格や利用する靴の踵の差高を考慮し、モデルを選択して下さい。その他アラードAFOについては、こちらをご参照下さい。

Brlineup_4

Image002参考文献:アラード社 PARTIAL FOOT - AN ILLUSTRATIVE GUIDE


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2019年10月10日 (木)

ISPO神戸 当社取引先ブースにご来場ありがとうございました

2019年10月5日~8日に神戸コンベンションセンターにて開催されました「第17回ISPO世界大会」ではご多忙の折にもかかわらず弊社取引先「アラード社」、「リンデエクステンド社」ブースにお立ち寄り頂き誠にありがとうございました。

Img_0740リンデエクステンド社ブース

Img_0731アラード社ブース

ご紹介製品についてご要望、ご質問等がございましたら、お気軽にお問合せ賜りますようお願い申し上げます。

またアラード社におきましては、来月、「神経麻痺による下垂足に対する新しいアプローチ」と題しカーボン製短下肢装具を紹介する医療従事者向けセミナーを東京で開催する事が決定いたしました。

Toスウェーデンより講師が来日してのセミナーです。ご興味のある医療従事者様におかれましては、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。

参加申し込みはこちらの案内をダウンロードの上、必要事項をご記入いただきお申込み下さい。席に限りがございますので、お早目にお申込み下さい。


Photo_3

Top_20mobileapps_4



2019年9月27日 (金)

いよいよISPO神戸大会

いよいよISPO神戸大会まで一週間となりました。

当社からは私田中と福田、田村が、取引先(アラード社とリンデエクステンド社)の展示のお手伝いに行くので、展示会場に張り付いている予定です。現在配布する資料などを急いで用意しております。

enter

公式サイトをのぞいたところ、学術大会のプログラムや展示ブース一覧が掲載されておりました。展示会だけ見に行かれる方も多いと思いますので、リンクを貼っておきます。Exhibitor Directory.ちなみに展示会一日券の販売があるそうです。

EXHIBITOR DIRECTORYの中を見ると、世界各国から義肢装具に関するサプライヤーが150社以上も出展するようです。日本の会社も40社程出展されています。時間があったら私も展示会場を見て回ろうと思います。

Exhibitiordirectory

当社取引先、アラード社のブースがホール2 B08、リンデエクステンド社のブースがホール2 C17aとなっております。近くにはナブテスコさんやオズールさんのブースもあるので賑やかな場所にちがいありません。ご来場の際には是非私共が担当しているブースにもお越しください。

また、期間中、スウェーデン アラード社が「State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT」と題しワークショップを開催いたします。

Toeoffrom

カーボン製短下肢装具「アラードAFO」をはじめ、神経疾患に対する最新の装具製品をご紹介します。

北欧にとどまらず、世界各国で利用されている装具をご紹介いたします。また、スウェーデンからスタッフが来日しますので、直接ご質問、意見交換などを持てる時間もございます。

日時:10月5日(土) 15:30 – 16:15
場所:Exhibition Hall 3
テーマ:State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT

展示会のチケットがあれば当日のワークッショプの参加が可能だそうですので、お時間がある方は是非ご来場ください。


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2019年9月13日 (金)

ISPO神戸大会のご案内

2019年10月5日から8日に、神戸コンベンションセンターにて第17回国際義肢装具協会(ISPO)世界大会が開催されます。

Ispo_2019http://www.ispo-congress.com/


 
ISPOは医師、義肢装具士、エンジニア、理学療法士、作業療法士、介護職など多職種で構成され、義肢装具関連技術の向上と教育の普及・標準化をめざして活動する団体です。2年ごとに国際学術会議を世界各地で開催しており、今回の開催地は日本の神戸で、約70カ国から数千人が参加されるそうです。

Ispo_chirashi2_page0001

今大会のテーマは「Basics to Bionics(基礎からバイオニクス)へ」で、日本からも沢山の方が演題発表されます。国際学会なので発表は英語だそうです。凄いですね。当社の田村君も発表するそうです。

学術大会に併設される展示会には、私共、田沢製作所の海外サプライヤーさんが数社出展されるので、私も展示のお手伝いに行って参ります。学術大会に参加されなくても有料で展示会場に入る事はできるようです。おそらく展示は海外メーカーが多数出展され、外国のスタッフさんが展示ブースに立っているので、海外のような雰囲気になるのではないでしょうか・・

ちなみに、以前私が行った海外での展示会では、下の写真のようにショーが行われたり、アルコールがふるまわれたりと非常に華やかな展示でした。神戸ではどうなるのでしょうかーー。

Dscn3558tile444_2

神戸大会の展示では、以下の企業ブースに弊社スタッフがおりますので、皆さまのご来場を心からお待ちしております。
アラード社:カーボン製短下肢装具
リンデ エクステンド社:義足足部

  

協賛イベントなども併設されるそうです。詳しくは関係各所にお問合せ下さい。


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2019年8月 1日 (木)

義肢 防水用カバー

当社で取り扱っている訳ではないのですが、義足ユーザーにご紹介したいアイテムがあります。

 Dry

アメリカのDry Corpという会社が製造販売している海水浴や、入浴用の「Dry Pro」という防水用カバー製品です。

義足に限らずギプスを巻いている人など、水に濡らしたくない方向けの製品です。

ラテックス製の大きな袋を義肢に被せ、ポンプで空気を抜き身体に密着させて中に水を入れない仕組みです。

136936_2

これからの季節、プールや海水浴に行かれる方も多いと思います。

 

ちなみに義足用の製品はこんな感じです。付属している空気を抜くポンプでシュポシュポ空気を抜いて密閉させて使用します。

Drypro2_3

密着するのでズレ落ちないそうです。

 

Dry Corp社のウエブサイトでユーザー様に直接販売していますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。www.DryCorp.com


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2019年6月 7日 (金)

クリストファー リンデさん

前回のブログでもお知らせしたとおり、5月22日スウェーデン大使館にてリンデエクステンド社セミナーを開催致しました。セミナーでは、リンデエクステンド社の創業者でもあるクリストファー リンデさんが来日し、講演を行いました。

講演はクリストファーさんが切断者となった事故の話からリハビリを経てパラリンピックに出場し、義足開発を行うまでのストーリーが紹介されました。講演内容を要約してご紹介します。

 

Cl_2クリストファー リンデさん

クリストファーさんは現在30歳です。

年少の頃はどこにでもいる若者で、またスポーツを愛し、水泳でスウェーデンのジュニアチャンピオンになったこともありました。

 

Cl1

しかし2006年彼が17歳の学生の時、鉄道事故により両足と左腕を失いました。病院の医師からは、助かる見込みは1%と言われていたそうですが、賢明な処置でどうにか一命を取り留めることができました。

しかし、切断による痛みは耐え難いもので、肉体的にも精神的にも病院で辛い日々を過ごしたそうです。

 

 

そんな彼を勇気づけたのが、彼の父からもらった一本のビデオテープでした。

それは、アメリカ人の キャメロン クラップという人についてのドキュメンタリー番組でした。そのドキュメンタリー番組の中で、キャメロンさんはクリストファーさんと同じように両足と片腕を事故で失いながらも、義足で歩いたりスキーをしたり、車の運転をしていました。

Cl2キャメロン クラップ(Cameron Clapp)さん

このビデオを見てクリストファーさんは、将来への希望を持てるようになり、リハビリに励むようになりました。

 

 

 

Cl3リハビリ中のクリストファーさん

初めは病院のベッドの上でバランスを取って座る事も困難でした。社会復帰には数年かかると言われていたのですが、リハビリスタッフと共に努力し、なんと事故から6か月後には学校に戻る事ができました。

 

そして、慣れ親しんだ水泳にも挑戦しました。はじめは泳ぐことができるのか?? 沈んでしまうのではないか!! と、とても心配でしたが、プールに飛び込むと事故の前と同じ感覚で水中で体を動かすことができました。

この時彼は“パラリンピック2008北京大会に出よう”と決心しました。その後スウェーデンのパラリンピック派遣条件をクリアーするために、数多くの競技会に参加し、ついにパラリンピック出場資格を得る事ができました。2008年、目標でもあったパラリンピック北京大会に出場し4位という結果を残しました。事故から2年で成し遂げた結果です。

Cl4パラリンピック北京大会

 

その4年後のパラリンピック ロンドン大会にも出場する事になるクリストファーさんですが、そんなアスリートの彼でも、どんな義足足部を使っても未舗装路や不整地でバランスをとって歩くことが容易ではありませんでした。アウトドア活動が大好きだった彼は、何故、家の中ではバランスをとって歩けるのに、不整地等アウトドアでは困難なのだろうと考え、自分に最良の足部を作ろうと決心し、エンジニアになるためスウェーデンの大学に入学し勉強をはじめました。

研究を重ねた結果、スウェーデンの防衛産業で採用されている柔軟性と耐久性のある最新素材を使用して足関節の動きを表現しようと義足足部をデザインしました。製品として出来上がったプロトタイプの使用感は大変良く、満足いく足部を作る事に成功しました。

Xtend_footエクステンドフット

 

これは、きっと自分以外の切断者にも役に立つ足部だと思ったクリストファーさんはLindhe Xtend(リンデ エクステンド)社を立ち上げ、2015年11月にエクステンドフットの販売を北欧でスタートしました。

クリストファーさんの開発した「エクステンドフット」は現在では北欧だけでなく、世界13カ国で累計600個以上の販売実績があるそうです。


  

その他、クリストファーさんが自身のホームページでUPしている動画を一部ご紹介します。

メディアに紹介されている様子や水泳の動画等をご覧いただくことができます。


Photo_3

Top_20mobileapps_4

2019年4月17日 (水)

第9回義肢セミナー開催決定!

今年もナブテスコ社様と共同開催の”義肢セミナー”の開催が決定いたしました。
2015年より全国各地を巡っておりますが、今回は富山、京都で開催をいたします。

富山会場は、(株)富山県義肢製作所様の会議室をお借りする事ができました。ご多用にも関わらず誠にありがとうございます。

Gishiseminar201906

医療従事者向けのこのセミナーは、臨床現場で役立つ情報から最新製品情報までご紹介いたしますので、
若手からベテランまで幅広い方にお役に立てて頂けるセミナーです。

Img_20170611_104904ちなみに、今まで行ったセミナー後のアンケートでは以下の様なコメントを頂いております。

  • 製品選択基準が判りやすく説明されており、ケーススタディも勉強になった(埼玉会場)
  • 実際の症例も含めて説明があったので良かった(新潟会場)
  • 異音についてのトラブルシューティングの話は面白かった(岩手会場)
  • 製品と実例をふまえているので非常に理解しやすかった(北海道会場)
  • 他の人が経験していることがなかなか聞けないので、この様な機会があって良かった(北海道会場)
  • ライナー選択の具体的な話や新製品の話が良かった(福岡会場)
  • 学会などに参加しても聞けないような濃い内容の話が聞けました。このセミナーに参加しないと中々得られないような情報が得られた(沖縄会場)
  • この地域でのセミナーがほとんど無いので、参加できて良かった(沖縄会場)

このように、ご参加いただいた方々からは高評価を得ているセミナーですので、近隣県の義肢装具士様には是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

Pdflogoセミナーの詳細、申し込みはセミナー案内をダウンロードして下さい。

※セミナー対象者は義肢装具士、製作技術者、理学療法士とさせて頂きます。


【セミナー日程】

2019年6月1日(土) 富山会場 10:00~15:00

2019年6月2日(日) 京都会場 10:00~15:00


※各会場定員がございますのでお早めにお申し込み下さい。


Photo_3

Top_20mobileapps_4