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2019年9月13日 (金)

ISPO神戸大会のご案内

2019年10月5日から8日に、神戸コンベンションセンターにて第17回国際義肢装具協会(ISPO)世界大会が開催されます。

Ispo_2019http://www.ispo-congress.com/


 
ISPOは医師、義肢装具士、エンジニア、理学療法士、作業療法士、介護職など多職種で構成され、義肢装具関連技術の向上と教育の普及・標準化をめざして活動する団体です。2年ごとに国際学術会議を世界各地で開催しており、今回の開催地は日本の神戸で、約70カ国から数千人が参加されるそうです。

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今大会のテーマは「Basics to Bionics(基礎からバイオニクス)へ」で、日本からも沢山の方が演題発表されます。国際学会なので発表は英語だそうです。凄いですね。当社の田村君も発表するそうです。

学術大会に併設される展示会には、私共、田沢製作所の海外サプライヤーさんが数社出展されるので、私も展示のお手伝いに行って参ります。学術大会に参加されなくても有料で展示会場に入る事はできるようです。おそらく展示は海外メーカーが多数出展され、外国のスタッフさんが展示ブースに立っているので、海外のような雰囲気になるのではないでしょうか・・

ちなみに、以前私が行った海外での展示会では、下の写真のようにショーが行われたり、アルコールがふるまわれたりと非常に華やかな展示でした。神戸ではどうなるのでしょうかーー。

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神戸大会の展示では、以下の企業ブースに弊社スタッフがおりますので、皆さまのご来場を心からお待ちしております。
アラード社:カーボン製短下肢装具
リンデ エクステンド社:義足足部

  

協賛イベントなども併設されるそうです。詳しくは関係各所にお問合せ下さい。


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2019年9月 2日 (月)

義肢セミナーご来場ありがとうございました

8月31日(土)、9月1日(日)に、ナブテスコ社、田沢製作所合同の第10回義肢セミナーを福島、浜松にて開催いたしました。

最新の義肢パーツやテクニック、トラブルシューティング等臨床にお役にたてる情報をお伝えいたしました。

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お忙しい中ご参加いただいた皆様へ改めて感謝申し上げます。

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今後も、より判りやすくニードに合った情報を提供できるようなセミナーを開催して参りたいと考えております。


次回の開催場所は未定ですが、今後も皆様にお役立て頂けるセミナーを企画してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


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2019年8月 1日 (木)

義肢 防水用カバー

当社で取り扱っている訳ではないのですが、義足ユーザーにご紹介したいアイテムがあります。

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アメリカのDry Corpという会社が製造販売している海水浴や、入浴用の「Dry Pro」という防水用カバー製品です。

義足に限らずギプスを巻いている人など、水に濡らしたくない方向けの製品です。

ラテックス製の大きな袋を義肢に被せ、ポンプで空気を抜き身体に密着させて中に水を入れない仕組みです。

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これからの季節、プールや海水浴に行かれる方も多いと思います。

 

ちなみに義足用の製品はこんな感じです。付属している空気を抜くポンプでシュポシュポ空気を抜いて密閉させて使用します。

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密着するのでズレ落ちないそうです。

 

Dry Corp社のウエブサイトでユーザー様に直接販売していますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。www.DryCorp.com


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2019年7月22日 (月)

第35回日本義肢装具学会学術大会(仙台)機器展示に出展いたしました。

 2019/7/13(土)、14(日)仙台国際センターにて開催された第35回日本義肢装具士学会学術大会(仙台)の機器展示に出展いたしました。期間中当社展示ブースにお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。

 今回の展示では当社が輸入販売を行う義肢装具パーツを展示紹介しましたが、特に、本展示会で日本初紹介となったエクステンドコネクトに興味を示す方が多くおられたので、ここでご紹介します。

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 エクステンドコネクトは、エクステンドフットを開発したクリストファーリンデさんが開発したコネクタです。このエクステンドコネクタを使用する事によって、義足パーツを生活環境や活動に合わせて迅速に、しかもアライメント調整を行わず交換することができます。


 例えば、義足足部や膝継手を簡単に交換できます。高い負荷のかかる仕事中に使用している足部と日常生活に使用している足部をお持ちの方が同じソケットを使用したまま、足部のみを交換することができます。

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 また、ズボンを履く際に足部を切り離せば、着替えが簡単に行えます。上肢の動きに制限のある方にとっては大変便利な使い方です。

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 ちなみに、クリストファーさんは家の中では、膝継手以下のパーツを切り離し、スタビー義足で過ごすこともあるそうです。

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 またクリストファーさんは、仕事の関係で飛行機や車での移動も多いので、狭い空間では膝継手以下を切り離しているそうです。


エクステンドコネクタは以下の2つの主要部品から構成されます。
1. クイックフィットユニット(ロッキングホイールを有するパーツ)
2. ベースユニット(クイックフィットに接続されるピラミッドパーツ)

クイックフィットが3種類(チューブクランプ、4穴、メスピラミッド)、ベースユニットが2種類(メスピラミッド、オズピラミッド)存在します。

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 現在のところ完成用部品には認められておりませんが、アライメント調整を気にせず、義足パーツを切り離せるのは、ユーザーにとってメリットがあるパーツだと思います。

 実際にクリストファーさんが、このエクステンドコネクタを使用している動画がありましたので、ご覧ください。


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2019年6月 7日 (金)

クリストファー リンデさん

前回のブログでもお知らせしたとおり、5月22日スウェーデン大使館にてリンデエクステンド社セミナーを開催致しました。セミナーでは、リンデエクステンド社の創業者でもあるクリストファー リンデさんが来日し、講演を行いました。

講演はクリストファーさんが切断者となった事故の話からリハビリを経てパラリンピックに出場し、義足開発を行うまでのストーリーが紹介されました。講演内容を要約してご紹介します。

 

Cl_2クリストファー リンデさん

クリストファーさんは現在30歳です。

年少の頃はどこにでもいる若者で、またスポーツを愛し、水泳でスウェーデンのジュニアチャンピオンになったこともありました。

 

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しかし2006年彼が17歳の学生の時、鉄道事故により両足と左腕を失いました。病院の医師からは、助かる見込みは1%と言われていたそうですが、賢明な処置でどうにか一命を取り留めることができました。

しかし、切断による痛みは耐え難いもので、肉体的にも精神的にも病院で辛い日々を過ごしたそうです。

 

 

そんな彼を勇気づけたのが、彼の父からもらった一本のビデオテープでした。

それは、アメリカ人の キャメロン クラップという人についてのドキュメンタリー番組でした。そのドキュメンタリー番組の中で、キャメロンさんはクリストファーさんと同じように両足と片腕を事故で失いながらも、義足で歩いたりスキーをしたり、車の運転をしていました。

Cl2キャメロン クラップ(Cameron Clapp)さん

このビデオを見てクリストファーさんは、将来への希望を持てるようになり、リハビリに励むようになりました。

 

 

 

Cl3リハビリ中のクリストファーさん

初めは病院のベッドの上でバランスを取って座る事も困難でした。社会復帰には数年かかると言われていたのですが、リハビリスタッフと共に努力し、なんと事故から6か月後には学校に戻る事ができました。

 

そして、慣れ親しんだ水泳にも挑戦しました。はじめは泳ぐことができるのか?? 沈んでしまうのではないか!! と、とても心配でしたが、プールに飛び込むと事故の前と同じ感覚で水中で体を動かすことができました。

この時彼は“パラリンピック2008北京大会に出よう”と決心しました。その後スウェーデンのパラリンピック派遣条件をクリアーするために、数多くの競技会に参加し、ついにパラリンピック出場資格を得る事ができました。2008年、目標でもあったパラリンピック北京大会に出場し4位という結果を残しました。事故から2年で成し遂げた結果です。

Cl4パラリンピック北京大会

 

その4年後のパラリンピック ロンドン大会にも出場する事になるクリストファーさんですが、そんなアスリートの彼でも、どんな義足足部を使っても未舗装路や不整地でバランスをとって歩くことが容易ではありませんでした。アウトドア活動が大好きだった彼は、何故、家の中ではバランスをとって歩けるのに、不整地等アウトドアでは困難なのだろうと考え、自分に最良の足部を作ろうと決心し、エンジニアになるためスウェーデンの大学に入学し勉強をはじめました。

研究を重ねた結果、スウェーデンの防衛産業で採用されている柔軟性と耐久性のある最新素材を使用して足関節の動きを表現しようと義足足部をデザインしました。製品として出来上がったプロトタイプの使用感は大変良く、満足いく足部を作る事に成功しました。

Xtend_footエクステンドフット

 

これは、きっと自分以外の切断者にも役に立つ足部だと思ったクリストファーさんはLindhe Xtend(リンデ エクステンド)社を立ち上げ、2015年11月にエクステンドフットの販売を北欧でスタートしました。

クリストファーさんの開発した「エクステンドフット」は現在では北欧だけでなく、世界13カ国で累計600個以上の販売実績があるそうです。


  

その他、クリストファーさんが自身のホームページでUPしている動画を一部ご紹介します。

メディアに紹介されている様子や水泳の動画等をご覧いただくことができます。


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2019年5月28日 (火)

リンデエクステンド社セミナーを開催いたしました。

リンデエクステンド社は自身が義足ユーザーでもあるクリストファー・リンデ氏により設立された新しい義肢パーツメーカーです。

主力製品でもある「エクステンドフット」が今年度の完成用部品に認可となり、公費支給の対象となりましたので、製品紹介と披露パーティーを兼ね、スウェーデン大使館にてセミナーを開催いたしました(2019/5/22)。

平日の夕方からの開催にもかかわらず、全国からたくさんの医療従事者、またユーザー様にお集まりいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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クリストファー・リンデ氏は、2006年、17歳の時に鉄道事故で両足、左腕を失うも、2年後にはパラリンピック北京大会、競泳に出場する程のアスリートです。

しかし、それ程のアスリートでも自分が安心感をもって不整地を歩ける義足足部に出会うことができず、自らエンジニアの勉強を一からスタートし、整形外科医や大学の研究員と共に「エクステンドフット」を開発いたしました。

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クリストファーさんの講演では、鉄道事故にあってから、その後の困難とリハビリ、パラリンピックへのチャレンジ、更には義足パーツの開発までの経緯等、クリストファーさんの半生を通じた内容が話されました。

さらに、講演会では、クリストファーさんが誰の力も借りずに義足の取り外しを行ったり、海でサーフィンにチャレンジしている動画を流すなど、クリストファーさん自身の行動を通して、義足の可能性を披露してくださりました。

そのような講演だったこともあり、質疑応答の場面では、医療従事者、義肢装具店、さらにはユーザー様と多彩な人が質問をしてくださり「エクステンドフット」への関心の高さがうかがえました。

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講演後は、大使館内でパーティーが行われ、皆様スウェーデン料理を楽しまれておりました。
クリストファーさんと直接お話しされる方や、参加者同士での意見交換等、大変すばらしいセミナーとなりました。

ご参加頂いた皆様には改めて感謝申し上げます。


エクステンドフットについて、

エクステンドフットの特徴は、砂利道や凹凸路面での高い安定性と歩き易さにあります。

耐久性と柔軟性を兼ね備えた複合繊維製のつま先の板バネが内外反17度の範囲で角度に追随し、多軸的な機能を発揮します。

かかと部とフットプレート部はカーボン製の板バネを採用しているので、衝撃吸収から効果的な反発をしてくれます。

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エクステンドフットは、ハイキング、キャンプ等アウトドア活動を楽しまれる方、ガーデニングや農作業をされる方、舗装されていない道路を歩かれる方等に最適な足部です。

試着デモ品のご用意があります。ご試着を希望の方は、お係の補装具会社様を通じて試着可能ですので、ご担当の装具士様へお尋ね下さい。

 


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2019年4月17日 (水)

第9回義肢セミナー開催決定!

今年もナブテスコ社様と共同開催の”義肢セミナー”の開催が決定いたしました。
2015年より全国各地を巡っておりますが、今回は富山、京都で開催をいたします。

富山会場は、(株)富山県義肢製作所様の会議室をお借りする事ができました。ご多用にも関わらず誠にありがとうございます。

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医療従事者向けのこのセミナーは、臨床現場で役立つ情報から最新製品情報までご紹介いたしますので、
若手からベテランまで幅広い方にお役に立てて頂けるセミナーです。

Img_20170611_104904ちなみに、今まで行ったセミナー後のアンケートでは以下の様なコメントを頂いております。

  • 製品選択基準が判りやすく説明されており、ケーススタディも勉強になった(埼玉会場)
  • 実際の症例も含めて説明があったので良かった(新潟会場)
  • 異音についてのトラブルシューティングの話は面白かった(岩手会場)
  • 製品と実例をふまえているので非常に理解しやすかった(北海道会場)
  • 他の人が経験していることがなかなか聞けないので、この様な機会があって良かった(北海道会場)
  • ライナー選択の具体的な話や新製品の話が良かった(福岡会場)
  • 学会などに参加しても聞けないような濃い内容の話が聞けました。このセミナーに参加しないと中々得られないような情報が得られた(沖縄会場)
  • この地域でのセミナーがほとんど無いので、参加できて良かった(沖縄会場)

このように、ご参加いただいた方々からは高評価を得ているセミナーですので、近隣県の義肢装具士様には是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

Pdflogoセミナーの詳細、申し込みはセミナー案内をダウンロードして下さい。

※セミナー対象者は義肢装具士、製作技術者、理学療法士とさせて頂きます。


【セミナー日程】

2019年6月1日(土) 富山会場 10:00~15:00

2019年6月2日(日) 京都会場 10:00~15:00


※各会場定員がございますのでお早めにお申し込み下さい。


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2019年4月 3日 (水)

平成31年度 補装具完成用部品新規認可のご案内

この度、補装具完成用部品の指定について、厚生労働省より通知があり、弊社取扱いの義足パーツである「リムロジック」と「エクステンドフット」が新規完成用部品認可となりました。

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つまり公費負担でこれらパーツをご利用頂くことが可能となりましたsign03

ちなみに、完成用部品とは何かについては、以前書いたので詳しくはこちらをご覧ください。

Limblogicninka_4リムロジック

リムロジックは、アメリカ ウィローウッド社製義足ソケット懸垂用の電動式吸引装置です。

ソケット内の空気を吸引するだけでなく、吸引値を好みに合わせiphoneアプリを利用し設定することができます。しかもその吸引具合を電動装置が常にモニターし、自動的に保ちます。

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日本でも吸着による義足懸垂を採用する方がいると思いますが、欧米では日本よりも吸着懸垂が大変ポピュラーなようで、このような装置を使用する方が多いようです。ちなみに、この吸引装置を利用するメリットとしては、以下が挙げられます。また、上の写真のようにソケット下に直付けするので、大変スマートな仕上がりです。

  • 良好なソケット吸着懸垂環境を長時間保ちます
  • 義足ソケットと一体化したような装着感を得られます
  • 断端のボリューム変化を抑えます
  • 断端とライナーにかかるストレスが減少します

注意点としては、自動的に吸引値を保とうとするので、例えばソケットの何処かから空気が漏れていたり、スリーブの密閉が緩かったりすると、装置が作動します。通常であれば数分に1度くらいの作動なのですが、そのような条件だと頻繁にこの装置が作動してしまいます(ブーッというポンプ音がします)。指定の接着剤やしっかりしたラミネーション作業を行わないと、このような現象が起こることがありますので要注意です。

Inlarning1horz2エクステンドフット

もう一つ認可になった義足パーツが、スウェーデン リンデエクステンド社のエクステンドフットです。

この足部の開発者のクリストファーさんは、自身が電車事故で両足と片腕を失っている義足ユーザーでもあります。障害を持たれた後も何事にも積極的に取り組み、競泳でパラリンピックに出場するほどの才能の持ち主で、上の写真の男性が本人です。フェイスブックやSNSでもちょっとした有名人なようです。そんなクリストファーさんが、日常生活で歩きやすい足部、不整地でもバランスがとりやすい足部を作りたいという事で起業し、自身がエンジニアとして開発したのがこのエクステンドフットです。

特徴としては以下が挙げられると思います。

  • 不整地でもバランスがとりやすいこと(内外反への動きがあります)
  • スムースに体重移動できること
  • カーボン製なので、衝撃吸収とエネルギーの反発があること

試着品もご用意ありますので、お係りの補装具製作会社様を通じで試着が可能です。

今回は公費負担が可能になった最新の義足パーツをご紹介いたしました。


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2019年2月13日 (水)

いま話題の義足用吸引装置

本日は、久々に義足用パーツをご紹介します。

現在、アメリカで利用されている方が多い義足ソケット用吸引装置です。

Limblogicm043_clipped999x1024製品名を「リムロジックM」といいます。

電動式のリムロジックは、昨年から弊社で取り扱いを開始したのですが、今回ご紹介する「リムロジックM」は電動では無く、機械式に作動する仕組みです。

ポンプ構造により、荷重を加える毎に吸引が働き、義足ソケット内の余計な空気を吐き出し、密着感が持続します。利用者は、義足との高い一体感を感じられると思います。継続的に良好なソケット懸垂環境を求める方向けの製品です。吸引懸垂のメリットについては、優れた懸垂、断端ボリューム変化の抑制、血流を阻害しにくい等が挙げられると思います。

以前、吸着懸垂用バルブ700-SP471をご紹介した時に、”吸着懸垂ソケットの仕組み”を説明しましたが、あのバルブの先に機械的にソケット内の吸気を排出する吸引ポンプが付いているようなイメージです。

しかも専用の受け手のパーツをソケットに埋め込むので、吸引チューブが外側に飛び出たりはしないので、外観的にも良い構造です。

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品名 / 品番

 

 リムロジックMライト / LLM-1001-L

 リムロジックM       /   LLM-1000-L

メーカー  ウィローウッド
 重量  475g
 高さ  104.14mm
 制限体重  リムロジックMライト:45kg -77kg

 リムロジックM       :73kg-150kg(活動度4の場合73kg-135kg)

 対象  下腿切断



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2019年1月30日 (水)

アラードAFO試着デモキット到着

前回も本ブログで関連記事を紹介しましたが、最近カーボン製短下肢装具「アラードAFO」へご興味を頂く方が大変増えて参りました。

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「アラードAFO」は神経疾患による下垂足用の短下肢装具なのですが、固定を目的というよりは、どちらかというと歩くための装具です。就労、就学されていれば、なおさら”歩く”事は必要な動作ですよね。


従って、アラードAFOは靴と一緒に利用する事を前提としております。ただし、大変薄い装具なので、市販の靴が履けます。わざわざ装具用の大きな靴を履く必要がありません。

最終的には、義肢装具士さんによるフィッティング加工が必要になるケースもありますが、靴さえお持ちであれば、装具を試着してその場で装具の機能を確認して頂くことができます。装具を購入する前に体感できる事は、かなりのメリットだと思います。

Dsc_0715_2この度その為の、試着デモキットをメーカーより多数取り寄せいたしました。トーオフ、ブルーロッカー、イプシロン等一通りのラインナップをご用意いたしました。


試着時は適切な靴をご用意されると良いと思います。
ひも靴で、中敷が取り出せるソールのしっかりした靴が理想的です。インストラクションビデオで説明しているので、詳しくはこちらのStep4.靴の選択、踵の差高ご確認下さい。


弊社(東京都文京区)にお越し頂ければ試着でる体制にいたしましたので、ご希望の方は先ずは、弊社までご連絡下さい。専用の試着依頼フォームも作っておきましたので、こちらからでも対応いたします。

また、お係りの補装具会社様を通じても試着できるような体制にもなっておりますので、是非アラードAFOを体感してみて下さい。

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