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2020年4月 2日 (木)

歩きやすい短下肢装具の動画集

以前も紹介したことのある短下肢装具 アラードAFOの動画をご紹介します。

アラードAFOは、トーオフやブルーロッカー、イプシロンといったシリーズがあり、さまざまな神経麻痺による下垂足の方々に世界中で利用されている カーボン製の短下肢装具です。

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アラードAFOは歩きやすいのが特徴なのですが、動画サイトにアクティブに活動されているユーザーの動画がいくつかupされていたので動画をまとめてみました。

全ての人が動画のようにアクティブになれるわけではないですが、残っている体の機能によっては、より活動的な生活を送れるケースも多くあると思います。

 

 

トーオフユーザーの動画

足の変形が見られますが、適切な靴とインソールの併用により良好な歩容を獲得できております。

 

 

トーオフユーザーの動画

腓骨神経麻痺のユーザー様です。かなりアクティブに活動されております。

 

 

ブルーロッカーユーザーの動画

ユーザー様の動画です。裸足とブルーロッカーを装着時の比較動画があります。
動画の音声がスペイン語なのでユーザーが何とコメントしているのか判りませんが、下垂足を抑えながら、つまづく様子もなく安定して歩けている様子が判ります。

 

 

トーオフユーザーの動画

アラード社の台湾代理店がUPしている動画です。実際にユーザーさんがトーオフを装着して動作しながらアラードAFOの良い点を紹介しています。
機動性やバランスの向上をたいへん喜んでいます。

 

 

シャルコーマリートゥース病による下垂足のケース動画

シャルコーマリートゥース病による下垂足の方に沢山ご利用頂いております。カーボン特性により踵接地時の衝撃が吸収され、膝への負担が減ります。歩行時の身体のブレが少なくなっているのが見られます。

 

 

GET BACK UPの動画

べス デロリアさんが中心となって、障害を持ちながらも、いろいろな事に挑戦する活動グループの紹介ビデオ。
様々な原因から生じる下垂足の方々がアラードAFOを装着して活動している動画が見られます。アラードUSAがこの活動をサポートしています。

 

 

お子さんが装具を使用している動画

アラード社による小児装具の紹介動画です。
小児用カーボン製短下肢装具のキディゲイトを装着して滑り台を滑ったり、走り回るお子様達の動画があります。

 

 

小児用短下肢装具キディゲイトユーザーの動画

小児用カーボン製短下肢装具であるキディゲイトの一般ユーザーの動画です。
裸足、プラスチック製AFO、カーボン製AFOでの歩行の様子が見られます。
同日に撮影して比較した動画かは判りませんが、キディゲイトを装着した時の足の運びが一番スムースに見えます。

 

  

フィッティングガイド動画

アラード社が作成した、アラードAFOフィッティングガイドです。製品の選択方法や医療従事者向けのフィッティングについての解説動画があります。

アラードAFOの試着会を行っております。

田沢製作所(東京都文京区)内にて、随時試着会を行っております。購入前に試着して装具を体験できるのもアラードAFOのメリットの一つでもあります。

試着ご希望の方は是非ご参加ください。試着会の内容はこちらをご覧ください。

 


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2020年3月24日 (火)

小児用装具のご紹介

当社が代理店を務めるスウェーデンのアラード社は小児用の装具を沢山取り揃えしているので、その一部をご紹介いたします。

どれも北欧にとどまらず、世界中で利用されているユニークな装具です。機能だけでなく、デザインもスタイリッシュで子供たちに受け入れの良い装具です。

※ご紹介するパーツは、医師の処方にもとづき、資格を有した義肢装具士によりフィッティング加工され、適合納品されます。

 

1. SOTレスティングスプリント

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手関節、手指の安静保持装具です。

肌触りのよい素材でできているので、装着時の不快感が少ないと思います。内部にはアルミ芯材が入っているので、形状を調節することができます。クッション材を貼ったり形状を整えたりして利用者に合わせてフィッティング加工して使用します。

もともとは大人用に開発されたのですが、脳性小児麻痺のお子様からも要望が多く、小児にも対応できるサイズを取り揃えました。

SOTレスティングスプリントの手のひらの形状は安静肢位の形になっているので、手のひらのアーチをサポートしてくれます。手のアーチが崩れると手の機能低下の要因にもなります。

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また、アラード社では、拘縮がおこる前からのハンドセラピーが重要と考えていますので、上肢の運動性の減少につなげないためにも、安静時にはSOTレスティングスプリントを装着してお過ごしいただければと思います。

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その他、SOTレスティングスプリントに関しては、こちらをご覧ください。

 

2.スワッシュ

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スワッシュは、脳性小児麻痺に生じる筋緊張から起こる股関節の内転・内旋を防止し、立位・歩行・座位を安定させる小児用股関節装具です。

ちなみに、スワッシュ(SWASH)という製品名は、Sitting Walking And Standing Hip orthosisの頭文字をとって名付けられています。つまり、立った時、歩いた時、また座った時でも機能する装具なのです。

スワッシュは肢位を固定する装具とは異なり、常に可変する継手の外転角が子供たちの動作を妨げることなく、補助を行う装具です。可変するといっても、どのようにでも動いてしまうわけではなく、適切な動作を導くように動いてくれます。

例えば、歩行時に生じる股関節の屈曲により下肢を外転位に導き、はさみ足歩行を減少させます①。また、座位では大きな外転角が得られ、子供たちが体幹のバランスをとるために手で支える必要を減少させ、手を使った動作の範囲が広がります②。手がフリーになるだけで動作やコミュニケーションの幅は大きく広がると思います。

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このようにスワッシュは訓練時または日常生活の中で、それぞれの必要な動作をサポートし、子供たち自身が正しい動作を自覚することを目的としている装具です。

その他、スワッシュ装具に関する適応や利点など詳しくは、こちらをご覧ください。

 

3.キディゲイト

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小児用の製短下肢装具です。

カーボン製で、大変軽量で薄いのが特徴です。重量はなんと85g~。力のないお子様でも、装具が軽いので履いていて疲れにくいと思います。さらにカーボンの反発を利用して、歩行をアシストしてくれます。

キディゲイトは先ず靴の中に入れて、靴を履くようにして使用します。必ず靴を履く必要がありますので、どうしても家の中でご利用したい場合は、学校で履かれるような上履きをご利用ください。キディゲイトは大変薄いので、市販の靴が利用できます。量販店で売っているスニーカーでOKです。わざわざ装具用の大きめの靴を用意する必要はありません。目立たないのも利点と思います。いや、キディゲイトなら目立ってもカッコいいと思います。

場合によっては、インソールを併用し足の変形をコントロールする必要があります。ご利用者の足に合わせて加工が必要となるケースも多いので、理学療法士の先生と装具士様による適合がとても大切です。

アラード社のカーボン製短下肢装具について、機能や特徴等詳しくは、こちらをご覧ください。

 

ご紹介した各種装具の試着デモ品のご用意がございます。ご興味のある方は、お係りの義肢装具士様へお尋ねください。

最後にアラード社の小児装具紹介動画がございますのでご覧ください。


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2020年2月 1日 (土)

義肢セミナーを開催します

2月29日~3月1日に開催を予定しておりました「義肢セミナー(鹿児島)(福岡)」は、国内で発生している新型コロナウィルス感染症の感染拡大による皆様の健康被害等を考慮し、大変遺憾ではございますが開催を中止する事となりました。

参加をご検討してくださっていた皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

ナブテスコ社との共同企画、義肢セミナーを今年も開催いたします。

2015年より行っているこの企画ですが、累計参加者400名を突破する医療従事者向けの義足パーツ、製作テクニックをご紹介するセミナーで、今回で第11回を迎えます。

当社義肢装具士が臨床の観点から製品を紹介するので、より実践的な内容で、過去の参加者からも大変ご好評を頂いております。私共もできるだけ、参加者とコミュニケーションをとりながらセミナーを進められるよう、実際の臨床でありそうな問題点等を提示しながら、また展示ブースでサンプルを触って頂けるよう企画しております。

Img_20170609_163111tile過去セミナーの様子

 

今回のセミナーの目玉は、エクステンドフットの開発者でもあるクリストファー リンデさんをスウェーデンからお招きし、講演をして頂きます。

クリストファーさんは、2006年、17歳の時に鉄道事故で両足、左腕を失うも、パラリンピック北京・ロンドン大会 競泳に出場。その後エンジニアとして義足パーツ開発に取り組み、起業。自ら理想とする義足足部「エクステンドフット」を開発し、世界中に販売を展開しています。その他にも義足ユーザーならではの視点でユニークな義足パーツを開発している方です。

セミナーの休憩時間などでは、クリストファーさんと直接お話しできる時間もあると思いますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

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【セミナー日程】
2020年2月29日(土) 鹿児島会場 10:00~15:00
2020年3月1日(日)  福岡会場 10:00~15:00

※セミナー対象者は義肢装具士、製作技術者、理学療法士等医療従事者のみとさせて頂きます。

各会場とも定員がございますので、お早めにお申し込み下さい。

クリストファー リンデさんのSNS

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Fb_icon_325x325Christoffer Lindhe


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2020年1月29日 (水)

前足部切断者への新しいアプローチ

前回アラードAFOについて、種類などを説明しました。

基本的に、「アラードAFO」は下垂足の患者様用の装具なのですが、アラードAFOシリーズの中でも一番剛性の高い(硬い)ブルーロッカーを前足部切断者への義足の一部として利用するケースが増えてきているので、それについてご紹介します。

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前足部切断で生じる問題

1.十分な推進力を得る事ができない。

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ウィンドラス機構が機能していると、MP関節伸展に伴う足底腱膜の巻き上げにより足部のアーチが緊張し、足部の剛性が高まり推進力が増加します。しかし前足部切断のケースでは、この機能が有効に働かないため、十分な推進力が得られません。

2.断端末部に大きな摩擦が生じる。

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健常者の足部ではレバーアームの長さと下腿のバランスが保たれているので、摩擦は生じません。しかし、前足部切断のケースでは、レバーアームの長さが短くなり、下腿の力が勝り、断端末部に摩擦が生じ胼胝等の原因になります。

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ブルーロッカーを使用すると

推進力の復元と断端末部の摩擦を軽減します。

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フットプレートと脛骨前面のシェルがレバーアームの長さを補完し、反発力を生み出し、十分な推進力を得る事ができます。

また、つま先まで長さがあるフットプレートにより、圧力がフットプレートの遠位にかかり、断端末部での摩擦を軽減させます。

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素材であるカーボンの反発力と製品形状の特徴を利用することにより、以下のメリットがあります。また、断端にもよりますが、試着ができるのも特徴だと思います。

  • 推進力の復元

  • 歩行スピードの向上

  • 断端末部での摩擦の軽減

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切断部位によっては、健足との脚長差や底屈可動域を考慮し、ソケットを製作する必要があります。

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ユーザー様からは以下のようなコメントを頂いております。

  • 左右バランス良く歩くことができる。
  • カーボンの反発があるので、長い距離歩いても疲れない。
  • 体重移動の途中で力が抜ける感覚が無くなった。
  • 見た目にも左右の足の運びに違和感が無く、家族からも喜ばれた。

ブルーロッカーの種類

ブルーロッカーには以下の3つのモデルがあります。ユーザー様の体格や利用する靴の踵の差高を考慮し、モデルを選択して下さい。その他アラードAFOについては、こちらをご参照下さい。

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Image002参考文献:アラード社 PARTIAL FOOT - AN ILLUSTRATIVE GUIDE


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2020年1月24日 (金)

カーボン製短下肢装具の種類について

2020年1月13日(月・祝日)、東京ステーションコンファレンスにて開催された、シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座にカーボン製短下肢装具のアラードAFOを展示出展したことを前回ご報告いたしましたが、それ以来、装具の試着依頼を頂く件数が増えて参りました。

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シャルコー・マリー・トゥース病のケースでは、ブルーロッカー2.0、ブルーロッカーショートという剛性の高い(硬く、支持性のある)タイプを利用されることが多いのですが、アラードAFOシリーズにはその他にも沢山のラインナップがあります。ご利用者の麻痺の状態、安定性、活動度、必要な支持性、体格を考慮の上、最適な製品を選択できます。

装具を購入決定する前に、試着できるのもアラードAFOの特徴の一つですので、先ずはご試着頂ければと思います(装具を購入する際には、装具士による適合フィッティング作業が必要です)。ユーザー様にもよりますが、この装具を試着して、歩きやすさ、バランスの取れ易さ、安定感を感じられる方にとってはQOLの向上に役立つ装具だと思います。

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歩きやすい装具ですので、実際にアラードAFOを装着して歩いてみませんか。

アラードAFO試着について、

田沢製作所(東京都文京区)内にてブルーロッカーショートやトーオフをはじめアラード社AFOの試着ができます。
試着希望はこちらをクリックして予約画面にお進み下さい。

※病院関係者様へ、貴院出入りの補装具製作会社様を通じて試着品貸し出しが可能です。詳しくは装具士様へお尋ね下さい。

ちなみに、アラードAFOシリーズとそれぞれの特徴は以下の通りです。

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【製品選択の目安】

1.剛性の異なるタイプ(イプシロン、トーオフ、ブルーロッカー)から利用者に最適なタイプを選択して下さい。剛性が低いタイプほど柔らかくたわみます。剛性が高いタイプは硬く、支持性、反発力が大きくなります。

  • イプシロン:軽度の下垂足
  • トーオフ:中程度の下垂足
  • ブルーロッカー:中~高程度の下垂足、両側ユーザー、前足部切断


2.モデル毎に構造的高さや踵の差高等が異なります。利用者の身体的機能、特徴や使用する靴に合わせてモデルを選択して下さい。

  • フローモデル:フットプレートが柔らかくたわみ、前後への可動域があります。
  • 1/2モデル:踵の差高が低く(7mm)、スニーカー、リハシューズ向き。
  • 2.0モデル:踵の差高が高く(12-16mm)、ビジネスシューズ、ドレスシューズ向き。
  • ショートモデル:踵の差高が低く(7mm)、また構造的高さも低いので小柄な方でも利用可能。
  • 小児モデル:小児用サイズ。剛性の異なるキディゲイトとキディロッカー

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2020年1月16日 (木)

2020年シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りました。

2020年シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)市民公開講座に参加して参りましたのでご報告いたします。


日時:2020年1月13日(月・祝日)
会場:東京ステーションコンファレンス(サピアタワー6階 602)

2001cmt2シャルコー・マリー・トゥース(以下CMTと称する)は抹消神経が障害される疾患の総称です。「CMTの治療向上に関するエビデンスを構築する研究」を行っている先生方が主催するCMT市民公開講座にて、アラード社AFOを展示紹介するために、昨年に続き今年も弊社から田中と福田の2名で参加して参りました。

今年も100名を超える方が参加されておりました。

2001cmt3会場内に展示ブースを設けさせて頂き、アラードAFOの展示と試着会を行ってまいりました。以前よりCMT患者様にアラードAFO、特にブルーロッカーショートタイプをご利用頂くケースが多く、今回もその試着品を沢山持ち込んで多くの皆様に試着体験して頂きました。

2001cmt1_2ご試着頂いた方からは、「歩きやすい装具だ!」「反発を感じるので長い距離があるけそう」「自然な立位保持ができる」といった声を頂きました。

アラードAFOは、まさにその通りで、歩くための装具です。通勤やお買い物等日常の行動をサポートしてくれる装具です。しかも市販の靴をそのまま利用できるので、見た目もスマートで外観を気にされる方にも受け入れが良い短下肢装具です。

 

ユーザー動画をこちらでご覧いただけます。

 

Smalltoeoffshorthorzこのカーボン製短下肢装具は、簡単に試着ができるのも特徴です(最終的には装具士様の適合納品が必要)。当社にお越しいただければ、ブルーロッカーショートをはじめ、アラードAFOを試着体験できます。

アラードAFO試着について、

田沢製作所(東京都文京区)内にてブルーロッカーショートやトーオフをはじめアラード社AFOの試着ができます。
試着希望はこちらをクリックして予約画面にお進み下さい。

※試着には必ず予約が必要となります。
※病院関係者様へ、貴院出入りの補装具製作会社様を通じて試着品貸し出しが可能です。詳しくは装具士様へお尋ね下さい。


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2019年12月 1日 (日)

汗の問題にお悩みの方に最適な義足用ライナー

今回ご紹介する製品は、アメリカのウィローウッド社が製造販売している義足用ライナーの「アルファ スマートテンプライナー」です。

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ライナー式義足を使用されている方で、ライナー装着時の発汗でお困りの方は大変多いと思います。

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この製品はシリコーン製の義足用ライナーで、アウトラストという技術を使用し断端の熱を吸収し、肌の温度を快適に保つという特徴のある製品です。

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こんなロゴを見たことありませんか?

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アウトラストは元々はNASAの宇宙服などのために開発された技術だそうです。

最近では寝具やアウトドア用品等にも採用されている温度調節を可能とする技術で、その技術を義足ライナーに採用したのが「アルファ スマートテンプライナー」です。

このアルファ スマートテンプライナーを装着することにより、断端からの熱をライナーが吸収し、発汗を遅らせます(発汗を止めることはできません)。肌の温度が下がればライナーに吸収されていた熱を放出し、断端表面の温度を終日一定に保ちます。

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アメリカでは、このライナーを使用した研究調査がされており、スマートテンプライナーとプラセボを使用した比較実験の結果、スマートテンプライナー装着時の方が断端表面温度の上昇と発汗量が抑えられたと報告されています。

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完成用部品に申請する際に、実際にユーザー様にテスト頂くのですが、印象的なお話を伺うことができました。

その方曰く、夏は毎日ライナー装着時の汗の問題に悩んいたそうです。朝の通勤で、会社に着くと義足とライナーを外して、タオルで断端とライナーを拭くのが一日の始まりと言っておられました。しかしスマートテンプライナーを装着したら、その手間が不要となり、快適になったと喜んでおられました。

義足用ライナー装着時の汗の問題でお悩みの方がおられましたら是非ご検討頂きたいライナーです。

完成用部品に登録済みなので、公的支給の対象です。

Pdflogoサイズ等、詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

メーカーサイトに動画での紹介がありましたので貼っておきます。英語ですがご覧ください。

2019年11月19日 (火)

スポンジ屑が出ない義足用フォームカバーのご紹介

台湾のテーリン社製大腿義足用EVAフォームカバーをご紹介します。

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義足ユーザーにとってはパーツの機能も大事ですが仕上がった義足の外観も重要です。一般的にはスポンジ状のものをユーザーの健足側の形状に似せて削り、義足パーツの上に被せて義足を完成します。  

今回ご紹介するテーリン社TFC-DFは、おおよその型だし済みで、スポンジ屑が出ないEVA製フォームカバーです。

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ユーザーさんへのメリット

Tfc6_3他のスポンジ素材のフォームカバーよりもヘタリにくいEVA製で耐久性があります。劣化と共にスポンジ屑がでないので衛生的です。また膝周りがジャバラ状になっているので、膝継手の曲げ伸ばしの機能への干渉が少ないのも特徴です。椅子に座った時の形状も良いと思います。

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装具士さんへのメリット

Tfcdf3horz_2おおよその型だし済みなので削り出す作業時間を短縮できます。内部は他社製膝継手にも対応する空間があります。もちろん長さや足の太さ等はユーザーに合わせる必要がるので、手直し加工は必要になります。

このようにTFC-DFはユーザー様にも、装具士様にもメリットのあるフォームカバー製品です。

義肢パーツはパーツ毎に耐用年数が定められており、義足用フォームカバーの耐用年数は「0.5年」となっております。各種公的制度をご利用しての作り替えや修理に関しては、先ずは、お係りの装具士さんにご相談下さい。


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2019年10月10日 (木)

ISPO神戸 当社取引先ブースにご来場ありがとうございました

2019年10月5日~8日に神戸コンベンションセンターにて開催されました「第17回ISPO世界大会」ではご多忙の折にもかかわらず弊社取引先「アラード社」、「リンデエクステンド社」ブースにお立ち寄り頂き誠にありがとうございました。

Img_0740リンデエクステンド社ブース

Img_0731アラード社ブース

ご紹介製品についてご要望、ご質問等がございましたら、お気軽にお問合せ賜りますようお願い申し上げます。

またアラード社におきましては、来月、「神経麻痺による下垂足に対する新しいアプローチ」と題しカーボン製短下肢装具を紹介する医療従事者向けセミナーを東京で開催する事が決定いたしました。

Toスウェーデンより講師が来日してのセミナーです。ご興味のある医療従事者様におかれましては、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。

参加申し込みはこちらの案内をダウンロードの上、必要事項をご記入いただきお申込み下さい。席に限りがございますので、お早目にお申込み下さい。


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2019年9月27日 (金)

いよいよISPO神戸大会

いよいよISPO神戸大会まで一週間となりました。

当社からは私田中と福田、田村が、取引先(アラード社とリンデエクステンド社)の展示のお手伝いに行くので、展示会場に張り付いている予定です。現在配布する資料などを急いで用意しております。

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公式サイトをのぞいたところ、学術大会のプログラムや展示ブース一覧が掲載されておりました。展示会だけ見に行かれる方も多いと思いますので、リンクを貼っておきます。Exhibitor Directory.ちなみに展示会一日券の販売があるそうです。

EXHIBITOR DIRECTORYの中を見ると、世界各国から義肢装具に関するサプライヤーが150社以上も出展するようです。日本の会社も40社程出展されています。時間があったら私も展示会場を見て回ろうと思います。

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当社取引先、アラード社のブースがホール2 B08、リンデエクステンド社のブースがホール2 C17aとなっております。近くにはナブテスコさんやオズールさんのブースもあるので賑やかな場所にちがいありません。ご来場の際には是非私共が担当しているブースにもお越しください。

また、期間中、スウェーデン アラード社が「State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT」と題しワークショップを開催いたします。

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カーボン製短下肢装具「アラードAFO」をはじめ、神経疾患に対する最新の装具製品をご紹介します。

北欧にとどまらず、世界各国で利用されている装具をご紹介いたします。また、スウェーデンからスタッフが来日しますので、直接ご質問、意見交換などを持てる時間もございます。

日時:10月5日(土) 15:30 – 16:15
場所:Exhibition Hall 3
テーマ:State of the Art in NEURO ORTHOTICS TREATMENT

展示会のチケットがあれば当日のワークッショプの参加が可能だそうですので、お時間がある方は是非ご来場ください。


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